小池都知事の関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典への対応
〇1973年以来、毎年9月1日に開かれていた「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典」に対して、歴代都知事は追悼文を送付してきました。ところが、2017年に小池都知事は、突如として追悼文の送付を中止しました。のみならず、2020年には、会場の都立公園の使用許可を東京都は出していません。これは排外主義団体が騒ぐことで引き起こされており、大問題です。宇都宮けんじが都知事になれば、例年通りに追悼文を出し、公園の使用も許可します。
以上は、宇都宮けんじさんの「重要政策05安倍政権の暴走をストップし、憲法を守り、東京からアジアに平和を発信します。」の「(1)東京からアジアに平和と核廃絶を発信します。アジアの諸都市と連携し、地域の平和をめざします」の「①東京から、アジアに平和を発信します」の筆頭に掲げられている政策です。
その政策に書かれているように、小池都知事以前の都知事は追悼文を送付し、また、小池都知事は当選直後の2016年には追悼文を送付していました。しかし、2017年以降は追悼文を送付せず、今年になって今度は使用許可について不当な誓約書の提出を条件としています。こうした東京都の対応に対して、式典の実行委員会や自由法曹団東京支部等が抗議の声明や共同声明を発表しています。
東京都人権尊重条例(東京都オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念の実現を目指す条例)の前文には、「誰もが認め合う共生社会を実現し、多様性を尊重する都市をつくりあげるとともに、様々な人権に関する不当な差別を許さないこと」が定められています。
小池都知事の対応は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする弁護士(弁護士法1条1項)の立場からは、到底許されるものではありません。
宇都宮けんじさんとともに「東京からアジアに平和を発信」しましょう♪