小池都知事の回答は質問に答えていない～８つの公開質問に対するふざけた「回答」

小池都知事の新型コロナ対応について、テレビ討論もないことから、宇都宮けんじさんは、公開質問という形で小池都知事に問うた。形式上は宇都宮けんじさんの質問であるが、全都民が知りたい内容である。

すなわち、公開質問に対する小池都知事の回答は全都民に対するものといえるが、どの回答も質問に答えるものではない。裁判所で証人がこのような証言をすれば、裁判所から問いただされること確実である。

都政においても、上司が部下に対して質問をした際、質問に答えない回答をしてもそのまま済ませているのであろうか。都知事がそれで許されているなら、部下もそうなのか、それとも都知事だけが許されているのか。

小池都知事に言いたい。現状のコロナの実態を正確に把握して分析することができず、何ら有効な対策も打ち出せず、素人でも言えるような呼びかけだけをするなら、都知事の役職にいる必要はない。有害ですらある。

宇都宮けんじさんは、小池都知事のふざけた「回答」を厳しく批判しつつ「コロナ緊急対策　宇都宮プラン」を発表した。検査から補償まで、具体的な数字を挙げた具体的かつ現実的な政策ですぐ都知事として実現して欲しい。